プロフィール等
プロフィール等
成田フィルハーモニー管弦楽団について
1985年、地域の音楽愛好家により結成。北総地域の市民オーケストラとして、毎年春の定期演奏会、秋のファミリーコンサートを柱に、公民館活動、依頼演奏等々様々な演奏活動を行っています。
団員は主婦、会社員、学生、そして年代も20代から80代と幅広い層で構成され、成田市だけでなく、県外や遠方からも参加しています。毎週土曜日、玉造公民館にて練習を行っており、玉造公民館を会場とした「玉造ファミリーコンサート」では中核的な役割も担い、地域の皆様に音楽をお届けしています。
成田市文団連、千葉交響楽団協会、日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)に加盟し、日本アマチュアオーケストラフェスティバルや高円宮殿下メモリアルマスターズオーケストラキャンプなどを通して全国の市民オーケストラとの交流も行っています。県教育長賞受賞(2011年)。
福島康晴 (指揮)
東京音楽大学大学院作曲科修了。2000年オーストラリア”The Third National Recorder Competition" にて《5つの練習曲 Cinque studi》が第1位受賞。大学院修了後バロック音楽に傾倒し、声楽を牧野正人氏に師事する。
2006年より渡伊。イタリア・ミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院古楽科にてルネッサンス・ポリフォニーをD.フラテッリ氏の下で学び、2009年ミケランジェロ・グランチーニ(1605-60)研究の論文及びコンサートをもって最高点・褒賞付きで修了。また、自らアンサンブル・グランチーニを結成し、その生演奏はイタリア公共放送”Rai Radio3”にて放送された。2008年《ドン・ジョヴァンニ》が初演されたプラハのエステート劇場にてモンテヴェルディ《オルフェオ》の牧人役でデビュー。その後、イタリアの主要な古楽グループと共演を重ねる。同時に指揮科にも在籍し、E.ポマーリコ、R.リヴォルタ、杉山洋一の各氏に師事。
2012年に帰国し、イタリア・バロック音楽を中心に演奏するエクス・ノーヴォを立ち上げ、主宰及び指揮者として活動。また、後期ルネッサンスから初期バロックにかけての音楽理論に精通し、これまでに日本イタリア古楽協会、日本チェンバロ協会、東京藝術大学古楽科等で、当時の理論書からひもとく音楽理論セミナーを多数実施。2022年は第33回国際古楽コンクール〈山梨〉の審査員を務めた。 2023年からフォンス・フローリスのオンライン講座でイタリア音楽について配信中。
JCDA(日本合唱指揮者協会)コーラスアカデミー、聖グレゴリオの家古楽科、古楽金管と合唱のコラボセミナー講師。洗足学園音楽大学非常勤講師。日本イタリア古楽協会会長。
若林佳水 (コンサート・ミストレス)
東京音楽大学附属高等学校を経て 東京音楽大学卒業。さらに同大学研究科修了。デュオリサイタル、バッハ・アンサンブルの夕べ、フランス音楽の演奏会などを開催。
2003年成田フィルハーモニー管弦楽団とヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」より春と秋を共演。また2010年のトヨタコミュニティコンサートにて同団とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を共演。ウィーンの講習会にてウィーンのシュランメルン音楽も受講し、2004年より2010年春までトーキョー・シュランメルンに参加。演奏会開催をはじめ、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの関連イベントなどに出演。オーストリア大使館などでも演奏を行い、オーストリアの「クローネン新聞」やオーストリア大使館商務部から発行された「オーストリア━日本」で紹介される。
山岡みどり、山岡耕筰、松本善三、久保陽子、東彩子、ドイツにてゲオルク・ハムザの諸氏に師事。ウィーンの講習会にてE.ツェンコフスキー氏に師事。
1997年より成田フィルハーモニー管弦楽団のトレーナーをつとめ、東京音楽大学附属幼稚園、東京音楽大学附属音楽教室などで指導にあたっている。成田市在住。